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2010年10月24日 (日)

天然海水ESW FAQ

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ESWに関してのよくあるご質問をまとめてみました。 ご参考にしてください。  (回答例につきましては、まとめということで編集させていただいております。)

Q. ESWの保存期間はどれくらいありますか?

A. 弊店の品質保証期間は2ヶ月ですが、ESWは天然海水を0.1マイクロメーター(10,000分の1mm)の目の細かい精密フィルターに毎分1Lの流量で通してから販売しておりますので、海水を腐敗させる物質は完全に取り除かれております。従いましてESW自体は室内常温保存で何年でも保存が出来ます。 ESWを痛める原因があるとすれば、ESWを入れているタンク(ポリタンク等)の内側に付着したバクテリアやカビ、その他の有機物の腐敗などでしょう。 発送用の梱包ケースは清潔なものを使用しておりますので、未開封の状態でしたらかなり長い期間保存することが出来ます。 清潔に取り扱って頂ければ開封後でも2ヶ月ぐらいの間でしたら何回かに分けてお使いいただくことが出来ます。


Q. +KHとプレーンタイプの違いがわからない。

A. プレーンタイプは天然海水を精密フィルターにかけただけのものです。 人工的に水質調整していないナチュラルな状態の天然海水ですが、天然海水は人工海水と違ってPH緩衝力(急激なPH変動を抑える力)が比較的弱く、サンゴなどの生体に利用されやすいマグネシウム、カルシウム、カリウム等の主要元素も自然界濃度そのままですので、すぐに消費され水中からなくなってしまいます。 人工海水の素にはこれら主要元素が自然界濃度よりも(消費される分を見越して)多めに配合されておりますので「水もちが良い」と言われますが、天然海水はその逆のことを言われることが多い所以です。

 +KHタイプは上記プレーンタイプの欠点を補えるよう、天然海水を精密フィルターに通してからさらに人工的な水質補正を施した弊店オリジナルブレンドの天然海水です。  またサンゴの成長のために特に必要な数種類の微量元素も追加配合しておりますので、天然の海水よりも高性能な海水になっております。 天然海水のミネラルバランスが崩れないように水質補正しておりますので、普通の天然海水のようにお使いいただけます。 *KH値は8~9あたりに設定しております。


Q. どんなシーンで+KHとプレーンタイプを使い分けるかがわからない。

A. 基本的に全てのお客様に+KHタイプをお勧めしておりますが、 以下のような不具合がある、または予想される場合はプレーンタイプの方をお勧めしております。

 ・古い飼育水にESW+KHを混ぜると海水が白にごりする。
 ・ESW+KHが含まれる飼育水にバッファー剤(KH上昇剤)を入れると海水が白にごりする。
 ・Caリアクターを使用しているが、ESW+KHを入れるとKHが上昇しすぎてしまう。
 
 海水の白にごりの原因はESWに含まれるバッファー剤と飼育水中とのカルシウムが急激に結合し、水に溶けにくい炭酸カルシウムが生成され白にごりしているように見える事です。 これは古い飼育水中のマグネシウム量が極端に少ない場合に発生いたします。 人工海水の銘柄との相性もあり、高KH・高カルシウム配合の人工海水との相性はあまり良くないようです。 ただ、海水が白濁りしたからといって生体に悪影響があるわけでもないので、特に心配されることはないと思います。


Q. ESWを20Lと水に溶かした人工海水20Lを混ぜて合計40Lの新しい海水を同じ水槽に入れてみたいが問題ないか?

A. 高KH・高カルシウム配合の人工海水と混ぜると酷く白にごりすることがありますので、直接混ぜ合わせるのはあまりお勧めいたしませんが、生体には悪影響がありませんので、白にごりが気にならない場合は混ぜ合わせて頂いても大丈夫です。


Q. ESWの比重が手持ちの比重計で計ると1.025以上もあるので心配です。

A. お使いの比重計が水温=?℃の時に正確な数値を示すのかで得られる数値がかなり左右されます。 串本付近の天然海水の比重は検定済みボーメ度で水温15℃のときに1.023前後となります。 ESWは+KH・プレーンタイプ共に天然海水そのままの比重を保っております。  温度補正機能の付いた屈折計では水温4℃の比重値に補正されてから表示されることが多いようですので比重は高めに表示されることが多いようです。 (水温が低ければ低いほど海水の比重は高くなります。)


Q. ESWに真水を足して比重を少し下げたいのですが大丈夫ですか?

A. はい、全く問題ございません。


Q. 定期的にESWで水換えしていくつもりだが、この場合でも水質添加剤などの使用は必要か?

A. お客様の飼育環境に大きく左右されるものですので一言では説明し切れませんが、例えばESW+KHタイプでひと月ごとに50%以上の水換えをしていただき、魚が少なく、サンゴの数も水槽の底面積に全部収まる程度の数でしたら、KHやカルシウムの微調整だけで十分生体を元気な状態で飼育できます。
微量元素の補給だけを考えますとひと月に水槽の4分の1ほどだけをESW+KHで換えて頂くだけで濃度の維持が可能ですが、マグネシウム、カルシウム、カリウム等の主要元素や炭酸塩の補給は追いつかなくなりますので、その場合は添加剤やCaリアクターの併用を強くお勧めいたします。(プレーンタイプでは+KHタイプの倍以上の水換えが必要となります。) 
またこれらの元素がどれくらい水中に含まれているのかは計測してみないと分かりませんので、水質検査薬は必要です。 最低でもKHテストだけは行ってください。 その次に水質悪化の指標となるリン酸塩・硝酸塩のテスト、その次にカルシウム・マグネシウムのテストという感じでレベルアップしていけば良いと思います。


Q. 冬季(夏季)に宅急便で届いたESWがものすごく冷たく(温かく)なっている。 水温を手っ取り早く飼育水と同じにするにはどうすれば良いか?

A. ちょっと危ないですが、届いたESWの箱の中に300~500Wぐらいのヒーターを入れてたまにかきまぜてあげると意外と早く水が温まってきます。 ESWが入っているビニール袋に、直接ヒーターの熱い部分が触れないように気をつけてください。 あと、ヒーターをコンセントにさしたまま忘れてしまうと非常に悲惨な状態となりますので十分お気をつけ下さい。 (ちょっとお金がかかりますが、オートヒーターとエアレーションの組み合わせで自動的に温度調整できます)

 夏場水温が上昇しすぎている時は予め水を入れたペットボトルを冷凍庫で凍らせておき、それを届いたESW箱の中につけることによって水温を素早く下げることが出来ます。


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(その他実際に頂いた少数派のご質問です)

Q. 発送用箱の外側にESWが入っているビニール袋を折り返すとバケツのように使えるが、このままの状態でESWをしばらく保管しても大丈夫か?

A. 強度的には多分問題ありませんが埃などが入りやすくなるので、フタをするなど色々と工夫してみてください。


Q. 発送用梱包ケースのうまい再利用法があるか?

A. 袋の口を外へ折り返してゴミ箱にするのが一般的のようです(笑)


Q. 届いたばかりのESWが入った発送用梱包ケースの中で一時的に魚やサンゴが飼えますか?

A. はい。 水温度調整と軽く水合わせをしてから投入してあげてください(魚のサイズや匹数は常識の範囲内でお願いします。) 天然の海水ですので魚がすごく元気になります。 酸欠にならないようエアレーションと水が冷たくなる時期はオートヒーター投入もお忘れなく。

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ESWを販売し始めて四年になりますが、大変喜ばしいことにその間一回もESWを使って水槽の調子が悪くなったというご報告を受けたことがありません。 これからも品質重視で管理を徹底して参りたいと思っておりますが、万が一ESWをご使用されたことによって何らかのトラブルがありましても制御が難しい海水の事、他の様々な要因も考えられますので、弊店といたしましては何も補償させて頂くことが出来ません。 予めご了承の上でご使用いただきますようお願いいたします。

それではまた新たなご質問があれば随時こちらにUPさせて頂きたいと思います。 少しでもお分かりにならないこと等がございましたらメールでどしどしご質問下さい。

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